 
                リハビリテーション室、新人研修会 〜床ずれとポジショニング〜
								2025.10.30								 
								お知らせ							
							2025年7月、当院リハビリテーション室にて新人研修会を開催しました。
今回は床ずれとポジショニングについてのテーマで理学療法士の沖原 頌氏が講師を務めました。
床ずれとは、圧迫や摩擦などにより皮膚や筋肉などの血流が悪くなることで、皮膚の一部が赤い色味を
おびたり、ただれたり、傷ができてしまったことをいいます。酷い場合、これらの組織が死んで腐ってしま
うことがあります。医療の専門用語では褥瘡(じょくそう)といいます。
入院中に寝ている時間が長い患者様は床ずれになるリスクが高く、それを予防するために安楽な姿勢
を作る必要があります。これをポジショニングといいます。しかし、医療系の専門学校ではそこまで詳しく
教えてくれないこともあり、スタッフでも正しい知識を持っている人は意外と少ないのです。その為、今回
の研修会で最新のポジショニング方法を学び、褥瘡の発生を予防できるようになることを目的としました。
今回の研修会では床ずれに関しての基本的な内容、間違ったポジショニングと正しいポジショニング方
法を講義と実技を通して学びました。
新人研修会ではありましたが、勤務していたほとんどのリハビリテーションスタッフが参加し、知識・技術
の向上がありました(に努めました)。また、当日休みだったスタッフ向けに後日同じ内容の講義が行わ
れ、さらに別日にも看護師などの病棟スタッフにも講義が行われました。病棟スタッフも患者様のために
最新のポジショニングを意識して行ってくれるとのことでした。
今後も知識や技術を細かくアップデートさせながら、皆様のために努力を惜しまず日々の業務に取り組
んでいこうと思います。
 
  
							 0948-22-2980
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