ごあいさつ
管理者
武冨 章
飯塚市立病院は病床数250(急性期一般150・地域包括ケア50・回復期リハビリテーション50)の公立病院です。公益社団法人地域医療振興協会が飯塚市からの管理委託を受け、病院の運営・管理を行っています。
2008年の開設以来、地域の皆さまに急性期から回復期までシームレスな医療を提供することをめざして病床整備を進めてまいりました。また、2021年には新型コロナウイルス重点医療機関に指定されたため、病棟の一部を感染症専用の病床に変更して中等症以上の患者さんの入院治療を担当するとともに、救急車搬入経路に隣接して発熱外来を設置し、感染症が疑われる患者さんを搬入の初期段階から隔離して、他の患者さんや職員の感染防止に努めています。
さて、2022年4月から急性期機能の充実を目的として救急部を設置しました。専従の救急専門医、看護師、救急救命士を配置して救急患者の診療にあたっています。高流量酸素療法の導入や血液透析装置の導入など、病院としての診療能力は拡大・充実を続けています。
当院は今後も「多機能型地域病院」として、
① 在宅患者の病状増悪時、地域の先生方からの入院要請に即応する(バックベッド機能)、
② 自院で治療可能な救急患者を断らない(二次救急医療機関としての責任)、
③ 急性期の症状が改善したら地域の先生方に診療をお願いする(逆紹介の推進)、
という3点を愚直に実行してまいります。
ご協力、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。