感染管理室
感染管理室のご紹介
飯塚市立病院の理念に基づき、「信頼される看護の提供」と「統一した感染対策が行える病院」を目指し、医療関連感染予防を総合的に行っています。2021年4月より感染管理室が設置され、専従の感染管理認定看護師を配置し、組織横断的に活動しています。また、感染制御チーム(ICT)が中心となり、それぞれの専門性を活かしながら活動しています。
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院内感染管理組織体制
医療関連感染予防のための企画や指導を行う感染管理室、感染対策に関する実働部隊として感染制御チーム(ICT)、抗菌薬適正使用支援チーム(AST)が設置されています。
また、リンクナースとして当初看護師のみでしたが、2022年度から医療技術部門や事務職員、2024年度から医師を加えたリンクスタッフとして、各部署における感染対策の推進と遵守に向けた改善活動を行い、患者さんやご家族、病院職員、病院に出入りするすべての人々を医療関連感染から守るために日々活動しています。
主な業務内容と活動
- 01.
感染対策委員会(月1回)、感染対策リンクスタッフ会(月1回)
- 02.
院内感染対策マニュアル作成と改訂
- 03.
監視および疫学調査(サーベイランス)
①手指衛生サーベイランス
②手術部位感染(SSI)サーベイランス - 04.
感染症患者の情報収集および院内ラウンド
- 05.
感染管理上の問題点の抽出・把握、各部門への連絡
- 06.
抗菌薬適正使用の管理と新規抗菌薬採用の認可
- 07.
職業感染防止対策の立案と実行
- 08.
感染対策相談(院内外)
- 09.
感染管理地域連携
①感染管理地域連携カンファレンス(年4回) - 10.
職員に関する教育
①院内感染対策研修(年2回)
②採用者研修、新人看護師研修、看護補助者研修 など - 11.
職員の安全管理と職業感染予防
- 12.
院内の広報活動と院内メールによる情報共有
- 13.
学会発表
職員の取り組み
手指衛生の推進
職員全員が手指消毒剤を携帯しており、患者さんへのケア前後や必要時、手指衛生を実施します。また、病棟や外来をはじめ、院内各所に手指消毒剤を設置し、患者さん、職員・来院者が手指衛生を実施できる環境を整えています。
職員の健康管理
院内では、サージカルマスク着用を徹底し、感染症拡大防止に努めています。体調不良があれば、勤務制限等を指示しています。インフルエンザ予防のため、毎年ワクチン接種を呼びかけ、職場で接種できる体制をとっています。