看護部

看護部のご紹介

  • 看護部は地域の皆様へ「親しまれ、信頼される看護の提供」を目指しています。そのため、専門的な知識・技術の習得、個人を尊重した看護の実践、温かく丁寧なコミュニケーションを図れるよう精進してまいります。また、認定看護師も数名おりますので、その専門性を地域の皆様に、是非ご活用いただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

    看護部長
    友倉 三千代

理念・基本方針

看護部理念

私達は親しまれ、信頼される看護の提供を目指します

看護部基本方針
01
私達は個人を尊重した看護を提供します。
02
私達はよりよいチーム医療を目指します。
03
私達は地域の皆様が安心して受診し、医療を受けていただける看護体制づくりを行います。
04
私達は専門的な知識、技術を養い、質の高い看護の実践に努めます。

看護部概要

看護単位

7単位(病棟5単位、手術室1単位、外来1単位)

看護方式

固定チーム継続受け持ち制

固定チーム継続受け持ち制とは、チームをつくり、担当看護師が患者様を長期的に受け持つ体制です。チームスタッフは担当看護師のサポートを行い、チーム全員で患者様が安心した入院生活を送ることができるように看護の提供を行います。

看護体制
診療棟 看護体制 病床数 勤務体制
8階 地域包括ケア病棟入院料2(13対1) 50床 2交代制
7階 急性期一般入院料1(7対1) 50床 2交代制
6階 急性期一般入院料1(7対1) 50床 2交代制
5階 回復期リハビリテーション病棟入院料1(13対1) 50床 3交代制
4階 急性期一般入院料1(7対1) 50床 2交代制
3階 手術室 5室 拘束体制
2階 外来(小児科、耳鼻いんこう科、眼科、皮膚科、泌尿器科、化学療法室) 2交代制
(内視鏡室)
1階 外来(内科、脳神経内科、外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、乳腺外科、救急室、内視鏡室) 2交代制
(内視鏡室)
勤務体制

二交代制

日勤 夜勤
08:15~17:00 15:45~09:15

三交替制

日勤 準夜 深夜
08:15~17:00 15:45~00:30 00:00~08:45

拘束体制

診療状況により出勤

教育体制

看護実践力の向上を目指して新採用者の教育とともにクリニカルラダーに沿った現任者の教育プログラムを実践しています。スペシャリストへのキャリアアップ教育支援も行っています。

教育理念

病院理念、看護理念に基づいて、専門職として主体的に自己研鑽できる感性豊かな看護師を育成する。

教育目的

ジェネラリスト『いつでも、どこでも、限られた資源の中で、自ら考え行動する看護師』を育成する。

教育目標
01
当院の理念を理解し、地域の特性を視野に入れた看護実践ができる看護師を育てる
02
謙虚で思いやりのある人間性豊かな看護師を育てる
03
倫理観に基づいた看護師を育てる
04
チーム医療のキーパーソンとしてチームメンバーをリスペクトし、多職種と協働できる看護師を育てる
05
常に向上心を持ち、柔軟な発想で専門職として考えることができる看護師を育てる

教育の主な特徴

クリニカルラダーによる教育
  • JNAラダーに則った看護実践能力指標を用いて、地域医療振興協会統一のⅠ~Ⅴ段階のレベルに応じた、個々の実践課題を達成するために自主的に取り組む方式で実施しています。

地域医療振興協会研修

看護師長研修会、看護主任研修会、中堅看護師研修会、師長の交流研修会、特定ケア看護師・認定看護師ワークショップ、介護福祉士研修会、新入職者研修会、JADECOM学術集会

教育支援

院内看護研究発表会

毎年、各部署で看護研究に取り組み、年間を通じて著名な講師から指導を受け、看護実践の成果を学会発表しています。

各レベル課題に応じた研修会

各種研修会や学会費用の支援

参加する研修会や学会において、病院が定めた規程により一部支援をしています。

教育体制について、詳しくはこちらを参照してください。

認定看護師・特定行為看護師の紹介

  • 勤務体制

    現在4名の認定看護師が活躍し、専門的知識をベースに、その方に合ったQOLの高い日常生活が送れるように心がけています。

感染管理認定看護師 伏貫 智恵

感染管理室の専従看護師として、患者さまや来院される方々へ安全で安心できる療養環境の提供のため、医師や検査技師、薬剤師等と協働し、組織横断的に活動しています。また、組織全体の感染対策の質向上を目指し、院内感染対策研修会を定期的に開催しています。今後は、院内のみを対象とするのではなく、地域の医療施設も対象に感染拡大防止活動を実施し、地域に貢献したいと思います。

がん化学療法認定看護師 山本 好美

当院では消化器がんを中心とし乳がんなどの抗がん剤治療を行っています。患者さまやご家族が納得して安全・確実に抗がん剤治療が受けられるよう多職種と協働しています。治療計画から携わり予測される副作用への症状コントロールに取り組むことができるよう支援しています。日々抗がん剤治療は進歩していくため、常に新しく正しい知識を習得することを心掛けています。そして、治療を受ける患者さまやサポートするご家族の思いに寄り添った看護を目指し、スタッフ一同支援させていただきたいと思っています。

糖尿病看護認定看護師 益坂 典子

糖尿病看護認定看護師をしています。院内では、地域医療連携室に所属し、医師から依頼のあった外来の糖尿病患者さんの継続看護と糖尿病教室をコメディカルと一緒に担当しています。院外では糖尿病看護実践力開発セミナーの役員として糖尿病看護を学ぶ人のお手伝いや筑豊LCDE(糖尿病療養指導士会)の役員をおこない、地域の方々の糖尿病予防や糖尿病患者さんのサポートを行っています。まだまだ、患者さんや糖尿病治療に関わるスタッフの方々から学ぶことが多く、やりがいがあります。

皮膚・排泄ケア特定認定看護師 大里 昌美

皮膚・排泄ケア特定認定看護師は皮膚や排泄に関するトラブルに対し、入院・外来を問わず、支援を行っています。創傷では褥瘡や術後創、テープなどによるスキントラブルなど、ストーマでは人工肛門や瘻孔など、失禁では尿・便失禁、失禁に伴う皮膚障害など内容は多岐にわたります。また、褥瘡予防対策チームの一員として医師や薬剤師、栄養士等の多職種と連携し、褥瘡や皮膚トラブルが発生した場合の治療やケアの実践、指導を行っています。その他、管理困難なストーマのケアや、スキン-テア、失禁関連皮膚炎などの相談にも対応しています。これからも患者様の早期回復や安全で快適な生活が送れるように努めていきます。

クリティカルケア認定看護師 畑 貴美子

クリティカルケアとは「生命の危機的状況にある患者の看護」といいます。疾患にこだわらず、救急外来から集中治療室、急性期病棟など場所を選ばずに、患者さまとご家族のために早期回復支援、合併症予防、日常生活に近づけるよう支援をしています。
現在は看護部に所属し、組織横断的に多職種連携を大切にしながら、重症患者さんや人工呼吸器装着患者さんへのケアや看護師への指導、支援を行っています。

  • 特定行為看護師

    当院では21区分38行為すべての特定行為研修を修了した看護師と、在宅・慢性期領域の特定行為研修を修了した看護師が活躍しています。

特定ケア看護師(NDC) 津川 直也

JADECOM-NDC研修センターが主催するNDC研修を受講して、21区分38行為の特定行為研修を修了しました。2023年4月に特定ケア看護師(略称NDC)を拝命して、院内を横断的に活動させていただいております。医師の指示のもと、安全で迅速かつ適切な特定行為実践を目指します。また医師・コメディカルスタッフの架け橋となり、チーム医療をより円滑に提供することで、患者満足度や患者経験価値が向上できるように日々活動しています。

特定ケア看護師(NDC) 畑 貴美子

飯塚市立病院の経営母体である地域医療振興協会のNP・NDC研修センターで21区分38行為の特定行為研修を修了した看護師を「特定ケア看護師」と呼称しています。現在は同研修センターでの教育担当も兼務しながら後輩育成を行っています。
特定ケア看護師として看護師、医療スタッフとの連携や医師とのタスクシェア、タスクシフトがスムーズにできるように活動を行っています。

特定行為看護師(在宅・慢性期) 大里 昌美

特定行為の中で実施頻度の高いものを領域ごとにパッケージ化した研修があります。その中の「在宅・慢性期領域特定行為研修」を受講し、褥瘡ケアや胃ろう交換、気管カニューレ交換、脱水患者様の調整の4項目に関わらせていただいています。皮膚・排泄ケア特定認定看護師の資格を活かしつつ、特定行為について医師の指示のもと安全に行っていきます。

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